本物のプロと妥協なくつくる”おあつらえ”の和婚

はじめまして、「まとう」代表の清水です。
着物や日本文化が大好きな、フリー ウェディング プランナーです。
初ブログなので、私たちがどんなサービスをしたいのか、やっているのかをお伝えしたいと思います。

ここ数年は和婚ブームの再来(再々来)と言われています。
和装や神前式を希望する方も増えているのと同時に、神前式のプロデュースや前撮りのサービスが増えています。
日本らしい結婚式が好きな私としても、とても嬉しい傾向だと思います。

その一方で、簡易的なものや知識のないスタッフが手掛ける和婚が増えていることも事実です。
和装の新郎新婦の美しい「振付」ができないカメラマンや美容スタッフ、介添が増えていて、
写真撮影の場面ではお互いに振付を押し付け合っている……。
必要な知識も持たずに現場に立ってしまうスタッフが多いということです。
無責任この上ないことです。

美しい花嫁姿で結婚式をしてほしい

インスタグラムなど、SNSでよく見かけて、悲しくなるのが以下の2つの画像。

  • ジャンプする和装のカップル
  • コーリンベルトが丸見えで立っている花嫁

着物を着てジャンプをしたり、手をあげたりする写真を一概に否定はしません。
たくさんの写真の一部には、そういった楽しい雰囲気の写真があっていいと私も思います。
ただし、そればかりではいけないと思うのです。
着物、特に打掛や振袖というのは正装や晴れ着であって、飛んだり跳ねたり活発に動くための衣裳ではないので、
どうやっても決して美しい形にはなりませんから。
基本がわかっていて崩したのか、基本を知らずに崩したのかはぱっと見ればすぐにわかるのですが、
崩すのであれば、基本を押さえた上で、美しく見える崩し方をすべきなのです。

コーリンベルトというのは、打掛や振袖の長い裾をからげて手で持つところを、
ずっと持ち続けなくて済むように補助的に止めておくもの、だから、見えてしまってはいけないのです。
ちらっと見えてしまっているのならしかたないと思えますが、ベルト丸見えのポーズを取らせているということは、
スタッフが隠すものということを知らないか、お客様の言いなりにやるだけのスタッフか、どちらかなのでしょう。

そもそも、着物のおからげは必要な時にだけすること。
からげたままでは着物の柄もきちんと見えません。
常にベルトで留めたままにしているのは、一回一回上げ下げするのが面倒だからなのではないか……。
私の周囲のプロの人達はそこを怠ることはしないので ついそんなふうに思ってしまいます。
せっかく選んだ晴れの日の着物の柄が見えない状態のままで、ご列席の方々に見られたり写真を撮られたりしているのは忍びないと。

本物のプロと出会っていただくために

着物が好きな方には、相手が本物のプロなのか、そうでないかがいずれわかってしまうはず。
でも、最初の見学・相談の際にはどこでも「私たちはプロです」と言われるでしょう。
評判の悪いところであっても、「プロだ」と言い張られてしまって気づかずに契約してしまう、ということも現実にあります。
プロデュースが始まってから、または当日を迎えてからサービスの質が低いことに気づいても、キャンセルできずに泣き寝入り……そんなことになってはあまりにも悲しい。
自分が着物を愛しているからこそ、美しい着姿をつくれるメンバーで妥協のないお手伝いをしたいと思ったのです。

衣裳や美容はもちろんのこと 当日花嫁のお世話をする介添や撮影者たちは、技量が確かで、同じく日本の結婚式を愛し、探求し続けるスタッフを揃えてプロデュースします。
提携会場も同じ考え方のもとでお客様を迎えてくれますし、他の会場をリサーチしてお手伝いする場合も、その力量の見極めは責任持っていたします。

私たちが目指しているのは、美しく上質な日本の結婚式。
「和風のウェディング」ではなく「和の婚礼」です。
着物の”おあつらえ”と同様に安くはないかもしれませんが、お好みやこだわりをしっかりと受け止めて、形にする方法をご提案します。
着物や日本文化を愛する方はぜひ一度お話ししにいらしてください。

白無垢姿

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