例えば100年前の婚礼写真。
伝統美を有する写真は今の私たちが見ても美しく、どこか新しく見えるものです。
印象的なシーン、それを感性豊かに写し出すフォト・ビデオグラファーとで、世紀を超えて美しい1枚に。

知識を有する撮影者を選ぶ

写真や映像は、撮影する人のセンスが現れるもの。
同じ場所で同じ人を撮っても、撮影者によって切り口が違うものです。
自分がどんなふうに撮られたいかをイメージして、そのイメージに限りなく近い撮り方をするフォト・ビデオグラファーに依頼したいものです。

コーリンベルトや和装クリップが丸見えだったり、振り付けができていないために美しく見えなかったり……最近はそんな写真が多く見られるようになっていますね。
ユニークな写真がいい、と考えるならそういう写真でいいのかもしれません。
でも、トラディショナルな和装の写真をイメージしているなら、知識のある撮影者を見つける必要があります。

知識ありきで形を崩したものは「粋」になるけれど、知識もなく”自由に”という名のもとにあれこれやってみても「野暮」になるだけ……。
さて、時代を経ても素敵と思われるのは、どちらでしょうか?
答えはそれぞれの価値観なので、正解がどちらとは言えませんが、
私たちは、100年経っても素敵だと感じられる写真を撮るには、センス以上に撮影知識が不可欠だと考えています。

フォト・ビデオグラファーのスキルも様々です。
デジタル撮影だけで比べても、撮影することと、プロの写真・映像として納得できるものになることは別問題。
最近は安い金額で撮影するフォト・ビデオグラファーや撮影会社も増えていますが、十分なスキルが備わっているのかをしっかり確認したほうがいいでしょう。
デジタル撮影はできても、フィルム撮影については経験のない人も増えており、誰もができるわけではありません。

また、寺社での挙式の場合は、撮影マナーも求められます。
神仏を前にした挙式であれば、失礼にならない立ち居振る舞いも必要。
当然ながら、挙式の意味や内容を把握していなければいけません。
限られたスケジュール内で撮影が完了できるように事前のプランニングも必要です。

どんな場所で挙式や披露宴をするか、それは結婚式に大きな影響を与えるものです。
風景や写真というと、フォトジェニックであることばかり考えがちですが、
おもてなしをする場として考えれば、そこに関わるスタッフ、当日の動きまで含めて想像しながら検討しなければいけません。

ひと口に写真と言っても、いくつかのバリエーションがあります。

現在はデジタルカメラが主流ですが、フィルムでしか出せない仕上がりを大切にしているカメラマンもいます。
撮影データまたはフィルムの納品を基本として、選りすぐった写真をまとめたアルバムも制作でき、根強い人気があります。
プランによっては複数のカメラマンが撮影することもあり、より多彩なカットを残すことができます。

前撮り・フォトウェディング

ウェディング当日はスケジュールがタイトで、写真撮影にあまり時間をかけられません。
よりよい表情を、じっくり時間をかけて残したいという場合に、別の日に写真撮影を行うのが「前撮り」です。
挙式や披露宴を行わず、写真だけを残す「フォト ウェディング」も一般的になりましたが、結婚式当日は洋装のみ、別途フォト ウェディングのサービスを行っているところで和装だけ撮影するということも可能です。