結婚式を避ける日程

日本では「祝儀」と「不祝儀」を一緒にしない習慣があります。
お盆やお彼岸は先祖を供養する行事、いわば不祝儀なので、その期間に祝儀である結婚式を行うことは控えます。

結婚式当日はもちろん、招待状のやり取りも控えるのが慣例です。
仏教徒に限定されることではありますが、日本の生活に深く根付いた行事でもあるので、頭に置いて考える必要があるでしょう。
最近は仏教徒でも気にしない方が増えていますが、親御さんやご親族が気にすることもあります。

お盆は、地域によって旧暦の日付のまま7月に行うところと新暦の日付に置き換えて8月に行うところがあります。
例えば同じ関東でも、東京や南関東の一部は7月にお盆を行いますが、他の地域では8月がお盆です。

また、身内に不幸があった場合、喪が明けるまでの1年は結婚式を控えるという考え方があります。
しかし、現代では式場のキャンセル料などもかかるため、両親やきょうだいなどの極近い関係でない限りは、予定通り進めるケースが多いようです。
家族や親族、相手方の家族としっかり相談して決めるようにしましょう。

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