親御さんへの結婚報告は、順番も伝え方も相手本位で。
親御さん世代の常識やマナーに寄り添って考えましょう。
1. 親世代の常識に合わせるのが吉
マナーとはひとつの「型」、常識を知っていることを示すツールでもあります。
また、相手の常識に合わせるのがマナーの基本なので、この場合は親御さんの常識に合わせて行動するのがより喜ばれるコツです。
結婚の挨拶は、ふたりの気持ちを親御さんに伝え、了解を得るプロセス。
相手の親御さんと既に顔を合わせたことがあるなら「結婚します」という言葉で充分に気持ちが伝わると思います。
でも、初めて顔を合わせるなら、まずは「結婚したいと思っています」と、希望として伝えるのがいいかもしれません。
「結婚します」では決定事項になってしまい、了解を得る前に勝手に決めるな!と快く思ってもらえない可能性もあります。
挨拶に行く順番も、実はとても大事です。
親世代には「嫁(婿)に出す」「嫁(婿)にもらう」という言葉がまだまだ普通の感覚として残っているからです。
もらう側が、出す側に先に挨拶に行くのが常識とされてきた順番。
気にしない人も増えてはいるものの、この順番に則っておけば間違いありません。
2. 入籍や挙式のプランも示して相談しよう
結婚の了解を得られる前提で、その後のプランも提示できるように、ふたりで考えをまとめていきましょう。
- 婚姻届をいつ出すか
- 挙式をするかしないか、するならいつ頃にするか
この2点について答えを用意していけばOK。
ただし、これも決定事項としてではなく、あくまでも「相談」として話すようにするのがおすすめです。
この後は、
- 両家顔合せ(結納)
- 婚姻届提出
- 結婚式
と続いていきます。
結婚式のことは「両家顔合せ」で両家が揃って、更に詳しく相談することになります。
そこでは、結婚報告でふたりが提示した内容をベースに話が進んでいくはずです。
つまり、結婚報告はふたりらしい結婚式を実現するための第一歩でもあるんです。
準備を万全に臨みましょう!